【沖縄新築木造住宅】Vol.16 カーボンニュートラルの住宅政策とは?

[沖縄市、うるま市、宜野湾市、浦添市、那覇市、名護市で新築住宅をお考えの方、ぜひお読みください!!]

【沖縄新築木造住宅】Vol.16 カーボンニュートラルの住宅政策とは?


カーボンニュートラルの住宅政策とは?

沖縄県内(沖縄市、うるま市、宜野湾市、浦添市、那覇市、名護市、その他エリア)で 新築、注文住宅、一戸建て、平屋住宅をご検討中の皆様こんにちは!
カーボンニュートラルという言葉を聞いたことはありませんか?
最近テレビCM等で聞いたことある方もいらるんじゃないですか?
今日はそんなカーボンニュートラルとは?をお伝えできればなと思います!

カーボンニュートラルとは

2020年10月26日に行われた第203回臨時国会の所信表明演説で、菅義偉首相は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。
現在、日本国内で年間12億トン超を越える温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガス)の排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を掲げたのです。
もちろん、排出量を完全にゼロにすることは現実的に難しいため、排出せざるを得なかった分については、同じ量を「吸収」または「除去」することによって、差し引きゼロ(ネット・ゼロ)を目指すということで、カーボン「ニュートラル(中立)」という言葉が使われています。
この宣言以降、政府では脱炭素社会を実現するための様々な施策を打ち出し、産業構造の変革やライフスタイルの転換を促しています。
日本の二酸化炭素排出量の約16%を占める「住まい」からの二酸化炭素排出量(年間1億9200万トン、1世帯あたり年間3.4トン)を減らすための取り組みも始まっています。

「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」設置

2021年4月には環境省、国土交通省、経済産業省が有識者らによる「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」を設置し、具体的な議論を始めています。国土交通省が同検討会で提示した資料によると、新築戸建住宅のうち省エネ基準に適合している住宅は、2019年時点で約85%、新築共同住宅では約72%となっています。
しかし、約5000万戸ある中古物件では、省エネ基準に適合している住宅は2018年度時点で約11%にとどまっている上、無断熱の住宅が約30%にのぼっており、二酸化炭素削減のためには、これらの中古物件に対しての省エネ対策が急務とされています。
同検討会では、住宅・建築物における省エネ性能を確保するための規制的措置のあり方についても、具体的な議論が行われています。
今後の議論の推移によっては、規制が強化される可能性も十分に考えられます。
住宅の資産価値などへの影響も考えられるため、住宅の購入やリフォームについてはカーボンニュートラルの動きやそれに伴う法改正などにも注意しておく必要があるといえるでしょう。

環境省の「おうち快適化チャレンジ」とは?

カーボンニュートラルに向けた住宅に関する取り組みの一つが、環境省が始めた「おうち快適化チャレンジ」です。このキャンペーンは、家庭の省エネ対策としてインパクトの大きい、断熱リフォーム、ZEH(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化と省エネ家電への買い換えを、関係省庁及び関係業界等と連携して呼びかけ、国民一人ひとりの行動変容を促していくことにより、脱炭素で快適、健康、お得な新しいライフスタイルを提案するもの。おうち快適化チャレンジは「みんなでエコ住宅チャレンジ」と「みんなで省エネ家電チャレンジ」の2つから成り、それぞれ次のような内容となっています。

みんなでエコ住宅チャレンジ

家庭の省エネ対策としてインパクトの大きい、 既存住宅の断熱リフォーム、新築住宅のZEH化を促すものです。

既存住宅の断熱リフォーム

天井・壁・床などの断熱施工や開口部の断熱施工(窓の交換、内窓設置、ガラスの交換など)をすることによって、外気の温度や熱を室内に伝えにくくするリフォーム工事のことです。

新築住宅のZEH化

ZEHとは、「外皮(住宅の外壁、屋根、窓等の外周)の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」であり、かつ国が定める要件をすべて満たす住宅のことを指します。
要件について詳しくは環境省のホームページで確認することができます。

ZEHのメリット

  • 経済性に優れている
    高い断熱性能や高効率設備の利用により、月々の光熱費を安く抑えることができます。さらに、太陽光発電等のエネルギーを一般家庭などで創り出す「創エネ」で、余った電力を電力会社に売電する場合は、収入を得ることもできます。
  • 快適・健康性に優れている
    高断熱の家は、室温を一定に保ちやすいため、夏は涼しくて冬は暖かい、快適な生活を送ることができます。さらに、冬は、効率的に家全体を暖められるので、急激な温度変化が原因の「ヒートショック」による心筋梗塞等の事故を防ぐ効果も期待できます。
  • レジリエンス(強靭さ)を備えている
    台風や地震等、災害が原因で地域が停電してしまっても、自宅の太陽光発電や蓄電池を活用して電気が使うことができ、非常時でも安心です。

環境に優しい住宅を選ぶメリットは?

このように国が様々な優遇措置を打ち出して環境にやさしい住宅の普及・推進を図っているのは、温室効果ガスの排出量を減らして地球環境を守り、持続可能な社会を実現するためです。
こうした住宅は地球環境だけでなく住む人にも優しい住宅であり、主に次のようなメリットを得ることができます。

光熱費が安くなる

太陽光発電など自然エネルギーを活用することによって、光熱費を抑えることができます。

1年中を通じて快適に過ごせる

断熱性・気密性に優れた資材で建てられる住宅は、一般の住宅に比べて外気の寒暖差による影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かく暮らすことができます。

様々な優遇が受けられる

さまざまな補助金や税制優遇制度を利用できます。
環境にやさしい住宅は一般的にはコストが高い、建築期間が長いなどのデメリットもありますが、長い目でみると、概して住みやすく、経済的にも優れた住宅だと言えます。
マイホームを選ぶ際の選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか?
イシンホームでは上記カーボンニュートラルを考えられたおうちづくりが標準プランでございます!
モデルルーム見学会・おうちづくりについての勉強会なども図時行っております。
お客様のご要望になるべく応えるべくいつでもご連絡お待ちしております。

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