・室温の変化を抑えながら換気できる
・外気の暑さや湿気の影響を軽減しやすい
・冷暖房効率の向上が期待できる
全熱交換換気とは?
全熱交換換気とは、室内の空気を排出する際に、その空気が持つ温度と湿度を回収し、外から取り込む空気へ移す換気方式です。
夏は、室内の涼しく比較的乾いた空気を利用して、取り込む外気を室温に近づけます。外気をそのまま入れる場合より、エアコンの負担を抑えやすくなります。
普通の換気との違い
一般的な換気は、室内外の空気をそのまま入れ替えます。一方、全熱交換換気は、熱交換素子を通して温度と湿度を交換してから外気を取り込みます。
換気による熱損失を抑えやすいため、冷房を使う期間が長い沖縄の省エネ住宅と相性のよい換気方法です。
沖縄で必要とされる理由
沖縄は一年を通して温暖で、梅雨や台風の時期には湿度も高くなります。湿度の高い日に窓を開けると、外の湿った空気が室内へ入る場合もあります。
全熱交換換気を適切な断熱性能や気密性、エアコン、除湿と組み合わせることで、室内環境を安定させ、結露対策やカビ対策につなげられます。
全熱交換換気は、除湿機の代わりではありません。換気・断熱・冷房・除湿を組み合わせることが大切です。
電気代削減につながる仕組み
一般的な換気で、冷房によって涼しくした空気をそのまま排出すると、エアコンは室温を下げるために再び電力を使います。
全熱交換換気は、室内の涼しさを回収しながら換気するため、冷房負荷を軽減し、電気代削減につながることが期待できます。
ダクトレス全熱交換換気「VLR-70」
沖愛ビルドでは、ドイツ・スティーベル社製のダクトレス全熱交換換気システム「VLR-70」を搭載しています。
壁に直接設置するため長い換気ダクトを必要とせず、換気ユニットが一定間隔で給気と排気を繰り返します。
- 温度と湿度を交換する全熱式
- 水洗いできるアルミニウム製熱交換素子
- 環境に合わせて選べるフィルター
- 風量調整や換気モードに対応
- 長い換気ダクトを使わない設計
性能を保つためには、フィルターや熱交換素子の定期的なお手入れも必要です。
まとめ
全熱交換換気は、室温への影響を抑えながら空気を入れ替え、冷暖房効率や室内環境を整えやすくする設備です。
沖縄の家づくりでは、換気設備だけでなく、断熱・気密・冷房・除湿を含めた家全体の計画が大切です。
沖愛ビルドでは、VLR-70の仕組みやお手入れ方法も分かりやすくご案内しています。お気軽にご相談ください。
